注意※
・あくまで個人的見解です。
・該当しない環境や職場もあります。
・これから介護職で頑張る!と意気込んでる方は不快に思う描写があるかもしれません。お気をつけて。
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これは私の経験談。
最初に務めた介護職の話です。
学校を卒業後、
黒ギャルのままでは当然居られないので180度路線を変え、奥手な控えめキャラで入職しました。
最初に入ったのは介護予防業界。
車椅子や杖が必要な方々とは違い、60~80代の介護を必要としない言わば「介護予防世代」に向けた事業所でした。
未経験な私にはいきなり入浴介助等はとても難易度が高いと思い選びましたが、
これがなかなか闇が深くて…
残念ながら、私には合いませんでした。
上司によるパワハラ、利用者様によるクレーム、
いじめ等…絵に書いたような地獄だったのです。
『介護予防事業ってなに?』
主に60~80歳向けの介護を必要としない人達への介護を予防することを目的とした事業。転倒防止や、筋力トレーニングなどの老化防止に注目した講座や体操を企画・運営する会社が多い。
(求人に介護業務はありませんと記載があればだいたい介護予防事業)
個人的にこの事業は「これからの時代絶対に需要が高まる業界だ!」と確信が持てたので、私は奮起しながら面接へと向かい、採用を獲得した。
だが中身を見ると、思い描いていた世界とは違った。
直接介護業務はありません=力仕事ありません
これが何を意味するか。
そう、従業員の高齢化である。
私が入職した会社は平均年齢が65歳。
全員が平均勤務歴10年以上。
老老介護状態なのである。
勿論年齢を重ねることは素敵な事で、私も何歳になっても働きたいと願うキャリアウーマン気質なのでまさに将来思い描いていた理想図なのですが。
違うのです。
平均年齢65歳以上の女まみれの環境に30代の女が入るとどうなるか。
当然馴染める訳もなく、イジメやいびりの対象になるのです。
未経験の新人に指導もなく、ミスしたら大声でいびられ、聞こえるように悪口は当たり前。
よく「虐められる側にも原因がある」なんて言葉がありますが、
原因があるなら指摘して改善させればいいのに、改善や育成せずにいじめ続ける。これはどうみてもこっち被害者でしょwと呆れるレベルでした。
心理学的にも、女性社会が上手くいくコツは「共通の敵を作ること」と言われています。
私はまさにみんなの共通の敵にされてしまった訳です。辛かったなぁ。
そして、施設長は見て見ぬふりをします。
当然です。
経営しているのですから。
施設長に相談?無理無理。
多勢に無勢です。とてもまともに取り合って貰えませんでした。
介護予防業界にいる65歳以上の女性のほとんどは、「私はまだ若い!介護される側じゃない!」という思いが人一倍強いです。
故に若さに拘り、執着しているからか綺麗な人が確かに多いです。そこは本当に魅力。だからこそ、自然と若さをもってる存在が鼻に着くのです。
入職前に気づくべきでした。
何故この職場には若年層が居ないのか。
「新人を排除する事で結束を高めて仲間意識を高めていたから」なのでした。
これが私の勘違いなら有難いのですが、
現に同時期に入った30代4名辞めています。
気の所為ですかね…?
特に私の勤務時期はコロナで騒がれ始めた時期でもあり、ニュースで若者が路上飲みしてる場面が出る度「これだから若者は常識がないわね」と、若者叩きが凄かったのです。
アナタちゃんと外見てみなよ…
ジジババでもマスクもせず飲んだくれてる人いるよ?といってやりたかったです。
人間は年齢を重ねるほど、新しい情報や環境の変化を拒絶します。
安定を求めるというのもありますが、
「今までの常識をアップロードされる事で今まで積み重ねた自分そのものを否定することになるから嫌」なのです。
これらの経験が、私個人の気の所為でありますように。
そして、ごく一部の会社での出来事であり、ちゃんと本来は新人に優しい職場ばかりでありますように。
残念ながら、そこを半年で辞めて以来しばらく介護業界に復帰出来ませんでした。
ご利用者様も好きでしたし、福利厚生も良かった。
ただ、古巣に篭って自分の城を築いてしまってる御局様達がだめでした。
介護業界の人手不足が招いた結果でしょうか?
従業員は定期的に異動させなきゃいかんな。
そう思った私の経験でした。
賛否両論ありましたら、ぜひ聞かせていただけたらと思います。
介護業界に良い光が差しますように…。
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