私がネトゲで男性のふりした時の話。その1





当時昼夜問わず狂ったようにはまっていたゲーム。
オンラインゲームの金字塔かのようにユーザーも多く、
私もその一人として熱中していた。

仕事と睡眠時間以外は常にインしており、
ゲーム内で会話する機会のほうが多いほどだった。

もちろんギルド仲間とのオフ会や、
公式主催のイベントにも参加。

楽しかったなぁ(しみじみ

そんなゲームで私は、最初は男性のふりをして遊んでいた。

名前は「政宗」。

ごりごりマッチョのイケメンアイコンで、女の子がわんさか絡んでくれた。
何かモテてる気分になって、とにかく楽しかったのである。

女の子の中でも、ひときわイン率が高くてやたら話しかけてくる子がいた。

名前は「ねる。」(仮名)

自称中学生。
かわいい課金アバターが出たら即購入。
財源どうなってるのか謎なレベルの課金。
そしてやたら自分の話が多い子だった。

そんだけの課金力なので、当然ゲーム内でも戦闘力は高くて
よくパーティーも一緒になったのだが、

個人チャットでも話すようになってからは
だんだん様子がおかしくなっていった。

私がほかの女の子ユーザーと仲良く会話するだけで
機嫌が悪くなり、女ユーザーたちへの風当たりも強くなり、
自分が輪の中心にいないと発狂するレベルになっていったのである。

当時私はギルドの幹部もやっていたので、
ギルドオーナーから探るよう命じられ、ねる。に直接
個人チャットで聞いてみることにした。

「どうした?気何かあった?」

私がこう声をかけると、かえってきた言葉が




超長文。



パット見QRコードかと思うレベルの文字数が返ってきたのである。

内容は全部は覚えていないが、とにかく
「私は怒っている。なぜほかの女の子と話すんだ」
こんな内容だったと思う。


mんどーーーーーーーーーーーーーーーーー


と、思わず心の声が漏れてしまいそうになったが、

私も甘い。

そして、こういう子がなんて言ったら落ち着いてなだめられるかもわかっている
何故なら私も女だからw

こういうときは、論破してはいけません。

「そうだったんだね。そこまで考えてくれていたんだね。」

これだけでいいんです。
あとはよしよし絵文字でも使っておけば落ち着きます。

しばらくこうしてなだめていたら、なんとか落ち着きました。

この手のタイプは機嫌が悪くなると簡単にギルドを抜けて、
みんなに「どうしたの?」をされたがります。


落ち着いた彼女をギルドに戻し、
唯一私を女と知っているギルドマスターに事情を説明し
その時は解決しましたが、
そこから更に地獄がまっていました。

後日ギルド内チャットで、彼女は

私とお泊りしてる仲だと公言し始めたのです。

翌日私宛に「中学生はまずいだろww」
とやたらメッセがきていてあせりました。

完全に虚言。
手を出すものがそもそもついていないのです。
ここから彼女の虚言暴走がさらに加速していきました。

続きはまた次回。

怖かったなぁwwww

コメント